運動神経を上げる事はいくつになっても出来る!?
運動神経の定義
運動神経って皆さん、どんなモノだと思っているでしょうか??
『運動神経』と言う言葉の定義は、
運動神経(うんどうしんけい、ラテン語: nervus motorius)とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称である。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて、 末梢に向かうので、遠心性神経という名称でも、呼ばれる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
となっています。なにやら難しいですね。
みんなが思う運動神経の意味
一方で我々が普通に運動神経と言う言葉を使う場合は、
"彼は運動神経が良いから、何をやらせても上手いよねぇ"
とか
“あの子はめちゃくちゃ上達が早い、運動神経が良いんだねぇ。”
と言った風に使う事が多いと思います。
その意味はスポーツや運動をする際に、適切に動ける度合いや、新しく始めた競技や運動を習得するスピードの早さなどの意味に使われる事が多く、その能力は生まれつきや幼少期に決まっているモノと思われている人が多いと思います。
かく言う私もそう思っていましたが、今は違います。
運動神経を鍛える為には?
今は幾つになっても、運動神経は鍛える(向上させる)事が出来ると考えています。
ちょっと難しい話になりますが、
我々の身体には、感覚受容器と呼ばれるセンサーが全身至る所に埋め込まれています。それらのセンサーが重さ、長さ、圧力などの変化を検知して、その情報を元に今自分がどんな姿勢でいるか、どちらに動いているかを脳が判断して動いています。
私は、「この一連のシステムがスムーズに動く状態にいる事」が、一般に「運動神経が良い」と言われる事だと考えています。
ところが、我々人間は、習慣やストレスや思い込みなどの様々な外的、後天的な要因で、このセンサーの働き、またはそのセンサーからの情報を処理する脳の機能が低下していってしまいます。
その結果、このシステムが一通り完成する20代前後を境に年とともに、所謂「運動神経が悪くなる」状態になって行ってしまうのだと考えます。
ロルフィングなどのボディーワーク(※)や、一部の整体では、このシステムの働きを低下させる原因にアプローチして、このシステムが本来の形で働きやすくします。
その結果、より効率的に動けるようになり、人によっては肩こりや腰痛などが改善される、または打ち込んでいるスポーツの技術が向上すると言った具合です。
※ボディーワーク : 身体の全身のバランスを整える事を目的とした療法やエクササイズの総称。代表的な例として、ヨガ、ピラティス、ロルフィング、フェルデンクライス、アレキサンダーテクニーク等がある
この変化自体は年齢問わず起き得る物だと考えています。
もちろん、加齢による筋力、瞬発力、持久力の低下などはどうしても起こりますが、このシステムが上手く働いていればそれを技術や経験値でカバーする事が出来てくるのだと思います。
だからこそ、武道や能、歌舞伎などの世界では高齢でも達人と言われる人達が存在出来るのです。
私自身は幸い、これまでの経験からこの変化を自分自身の感覚でも、競技結果としても大きく実感しています。
まだまだ達人などとはとても言えないですが、自分の身体を通してそれを実証していきたいと思います。
そして、これからもその中で学んだ事を必要とされている人に提供出来ればと考えています。
「運動神経を鍛える」と言うキーワードにピンとか来た方は是非ご連絡を頂ければと思います。
ロルフィング東京出張セッション
話は変わりますが、名古屋と豊田以外でもロルフィングの出張セッションを考えています。まずは6月~7月辺りで東京での出張セッションを考えています。
こちらも興味が有る方は是非ご連絡下さい。
また東京以外での出張セッションも、条件がそろえば是非やりたいと思います。
今は九州でと考えていますが、その他の地域でもご希望有れば遠慮なく相談下さい。
(2021.7.12追記)
現在、月1〜2位のペースで恵比寿又は高田馬場でロルフィング、運動指導の東京出張セッションをを行なっています。
次回予定は7/30〜8/2です。
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